仕上げ卒業後もしっかりサポート
1人でもきちんと器用に磨けるタイプと、そうでないタイプとの差が出てくる頃でもあります。定期健診を受けることも効果的です。1人でまかせられるか、どのくらいサポートがいるかなどを私達からもアドバイスさせていただきます。
お子さん自身が歯みがきに対しての意識を高めていくよう、サポートしていきましょう。それにはお母さんに注意していただきたい点がいくつかあります。
こんなところが要注意!!
前歯の歯と歯ぐきとの境目。特に上の前歯の歯と歯ぐきとの境目は常に唇で隠れています。意識して唇を上げて磨かないと、忘れてしまいがちな部分です。
上の奥歯はほっぺた側の歯みがきが難しい部分です。口を大きく開けすぎると逆に歯ブラシが奥まで届きません。口を小さく開いて歯ブラシが奥まで届いたら、細かく動かして磨きます。
下の奥歯は舌が邪魔して内側が磨きにくい部分です。舌の力に負けないよう、歯ブラシを上から突っ込んで磨きます。
お母さんチェックで歯みがき意識向上へ
仕上げの歯みがきは卒業しても、週に1・2回はきちんとみがけているかのお母さんチェックをしていきましょう。
さっき洗面台に行ったのにもう戻ってきていませんか?
TVを見ながらのながら磨きでも構いませんが、手はしっかり動いていますか?
歯ブラシの毛先は広がっていませんか?
痛いところがなくても歯医者に行き、定期的にブラッシングの練習をする機会をつくることで、モチベーションアップにもつながっていきます。年に3回程度が理想的です。