乳歯から永久歯へ
早くて5歳位から下の前歯がグラグラしはじめ、乳歯から永久歯への生えかわりが始まります。前歯ばかりが気になりますが、同じころ乳歯の奥歯の後ろの何もないところから新たに永久歯が生えてきます。
この永久歯は生え始める年齢から別名「6歳臼歯」と呼ばれています。6歳臼歯はかみ合わせの中心となり、かむ力も強く非常に重要な歯です。虫歯にしない為にも、再び仕上げの歯磨きが重要な時期になってきます。
6歳臼歯はすごく大切
6歳臼歯が生えてくる場所は口の中の一番奥です。ですから、生えてきたことに気が付かない事がよくあります。生え始めは歯の一部分しか見えず、そのほとんどが歯ぐきに覆われています。個人差はありますが、歯が生えきってしまうまで時間がかかるので磨きにくい状態が続きます。
また手前の乳歯との段差ができるため、汚れが残りやすく歯磨きもしにくい場所です。そのため、気が付いたときにはすでに虫歯になっていたということがあるのです。
歯ブラシは横から
生えかけの6歳臼歯は他の歯と比べ高さが低いので、今までと同じように歯ブラシを当てても届きません。歯ブラシを持つ手と反対側の指でほっぺたをひっぱり、横から歯ブラシを当てて一本ずつ磨いていくようにしましょう。
仕上げの歯磨きで口の中の変化をしっかり観察していくようにしてくださいね。
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下の歯を磨いているところです
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上の歯を磨いているところです