まねっこして歯みがき上手

歯の本数は3歳頃に20本の乳歯が生えそろうとしばらく数の変化はありません。成長に伴いあごも大きくなり、仕上げの歯みがきにも協力的になってくれます。ママも少し楽ができる時期になってきます。
何でもまねをして「自分でする!」というお年頃。歯みがきにおいても例外ではありません。せっかくやる気になっているのですから「まだ無理」と言わずに、是非チャレンジさせてあげましょう。
自分でシャカシャカ!やってみよう
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初めに、奥歯を上下左右4つのブロックに分けます。そして順番に磨いていくように伝えましょう。
- 2
次に前歯を磨きます。上下に分けて横向きに歯ブラシを動かすように伝えます。
- 3
一緒に歯みがきをしてあげるとわかりやすいですね。「10回磨いたら次!」という感じに進めていくと順番も覚えやすくなります。
- 4
ある程度歯ブラシを動かせるようになってきたら、ステップアップ。奥歯を「かむところ」「ほっぺた側」「うら側」というように面ごとに磨くようアドバイスしましょう。
仕上げの歯みがきはお母さん
どんなに器用なお子さんでも、奥歯の側面などはなかなか上手く磨くことができません。難しいところは歯と歯ぐきとの境目です。特に上の歯は意識しないと歯ぐきまで見えません。磨けているつもりでも全く歯ブラシが当たっていない事が多くあります。
また下の奥歯の内側は、舌が邪魔をして歯ブラシが届きにくいところです。このようにお子さん一人で磨くのが難しいところを、仕上げの歯みがきで補っていくようにしましょう。
基本は寝かせて磨くのが一番お口の中がよく見えますが、難しいようなら壁に背中をつけて、頭が後ろにさがらないようにして磨くことをおススメします。